※ 当サイトではプロモーションが含まれます。
現代の錬金術と話題になった仮想通貨のTITANって何で暴落したの?
- TITANってどんな仮想通貨?
- なぜ暴落しちゃったの‥‥?
そんな疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
TITANはSNSでも度々話題になってたよね
あざふせ、結論をいいます!‥‥‥‥‥‥大口投資家のTITANの大量売却が引き金になり、急下降したTITANの価格を受けて焦った他のユーザーも一気に売りに出し価格は大暴落。
想定しうる限りの最悪の事態が起きました😰
『TITAN投資はどうして現代の錬金術と呼ばれていたのか?なぜ大口投資家は大量売却したのか?理由が知りたい。』と疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、仮想通貨TITANの特徴や今後の将来性、価格暴落の原因を解説していきます💡
- TITANってどんな仮想通貨なの?
- 仮想通貨TITANの特徴
- 仮想通貨TITANが暴落した原因
- 仮想通貨TITANの価格チャート
- 仮想通貨TITANの今後の将来性
- まとめ
となっており、この記事を読むことで仮想通貨TITANが暴落した理由やTITANがどんな仮想通貨か詳しく理解できるようになります。
TITANってどんな仮想通貨(暗号資産)なの?
仮想通貨TITANは、『ステーブルコイン』と呼ばれる仮想通貨の一種でDeFi(分散型金融)プロジェクト「米Iron Finance(アイアンファイナンス)」の独自トークンです。
通貨名 | IRON Titanium |
ティッカーシンボル | TITAN |
価格(2023年2月時点) | ¥0.00000510 |
時価総額(2023年2月時点) | |
https://twitter.com/TITANisourDOGE |
「TITAN」はもともと「米Iron Finance(アイロンファイナンス)」が発行していた仮想通貨「IRON」の価値を担保する為に誕生。
仮想通貨IRONは「無担保の仮想通貨では、価格が暴落した時に精算できない」として価値を担保するために、法定通貨担保型ステーブルコインの「USDコイン(USDC)」 とひもづけます(USDコインの価格は1ドルと連動するため1USDC=1ドルで固定されている)。
それに、独自トークンであるTITANを組み合わせて償還できる仕組みを導入。
1IRONにつき『0.75ドル分の米ドルと0.25ドル分のTITAN』と償還できるようになりました。
ステーブルコイン
ビットコインに代表される仮想通貨は、価格変動が激しいという特徴から決済手段としての活用が難しいという一面がありました。
そのため取引価格が安定することを目的に、米ドルなどの資産と連動するように設計された仮想通貨の一種がステーブルコインです。
ステーブル(Stable)とは「安定している」といった意味で、「安定したコイン(仮想通貨)」という意味合いです。
そんなステーブルコインには以下の3種類があります。
- 法定通貨担保型‥‥‥ドルや円など法定通貨を担保にしたステーブルコイン(USDC、USDT、BUSD、USDP)
- 仮想通貨担保型‥‥‥特定の仮想通貨を担保にしたステーブルコイン(DAI、BAI、VAI)
- 無担保型‥‥‥法定通貨や仮想通貨などの担保を保有せず、アルゴリズムによって成立させるステーブルコイン(UST、USDD、AMP、USN)。市場の需要と共有を発行元がアルゴリズムによって把握。発行量を調整することで法定通貨と同様の値動きを目指す。
DeFi(分散型金融)
DeFi(Decentralized Finance)とは、ブロックチェーン技術を活用することで実現された中央管理者が存在しない金融サービスで、直訳すると分散型金融という意味。
反対の意味としてCeFi(Centralized Finance)があり、銀行や証券会社、仮想通貨取引所などの管理者が存在する中央集権型金融を意味します。
- 金融機関が仲介しないため手数料が安く、事務処理の時間もかからない。
- 中央管理者に依存しないため、提供するサービスを国や地域ごとに用意する必要がなく、世界中のどこからでも共通のDeFiサービスにアクセス可能。
- 中央管理者が存在しないため、取引の責任の全ては利用者の自己責任になります。誰も保証はしてくれません。
仮想通貨(暗号資産)TITANの特徴
仮想通貨IRONを担保している
IRONは、誰でも好きな量を新規発行することが可能です。
IRONを新規発行する際には、「USDC(100%ドルに裏付けされたコイン)」「TITAN」という2種類のコインが必要になります。
上記の画像から、IRONを発行するには担保として0.75ドル分の米ドルと0.25ドル分のTITANが必要となるのがわかります。
USDCとTITANを1ドル分かき集めてできたのがIRONという認識だね。
TITANの価格変動の仕組み
前述したとおり、IRONを発行するときには、TITANが求められます。
このTITANは、IRON発行者が、市場から購入することになります。
そして、購入したTITANはIRONのなかに混ぜ込まれ、表面的な市場からは姿を消す。
すると、表の市場からTITANの枚数が減るので価格が上昇することになります。
逆にIRONが売却されるとTITANが市場に出ることになるので、供給量が増えてTITANの価値が下がります。
これらがTITANの価格変動の仕組みです。
仮想通貨(暗号資産)TITANが暴落した原因
暴落の要因としてはTITANを多く保有していた投資家が、TITANの価格が下降に転じたタイミングで一気にTITANを売却したことが要因と言われています。
それを受けて他のユーザーも焦って更に売りが進み、TITANの価格はあっという間に暴落しました。
ではなぜ売却されたのか?
それは錬金術と言われたこの仕組みのある欠点に気付いたからと言われています。
ではその欠点とは何か解説していきます。
錬金術の誕生⁉
まずおさらいですが、IRONは「USDC75%、TITAN25%」で構成されています。
つまり、1IRONを入手するには0.75USDCと0.25TITANが必要です。
TITANの入手方法は以下の2つになるよ。
- 取引所から購入する
- IRONとUSDCを預けるとその利息としてTITANが配布される
この2つの仕組みを利用することが、錬金術と呼ばれた手法になります。
1IRONは『TITAN25%USDC75%』で構成されており、交換比率は常に1IRON=1USDCなので25%の利益が発生するわけです。
しかも法定通貨担保型のステーブルコインのUSDCはリアル通貨のドルと同価値なので、TITANを混ぜたことによって25%分のドルが増えることになるよね💡
なるほど‥‥IRONと無償のTITANを組み合わせてUSDCを購入し、ドルに換金すれば25%の利益が出るわけだね😲
仮に1IRONの価格が1ドルを超えれば仮想通貨市場で売り、下がればUSDCと交換すれば1ドルを入手できます。
なので新しいIRONが発行されるたびにTITANが使用されるため、TITANの需要が増加。
その結果価格が上昇するというものです。
この手法は錬金術と呼ばれ、TITANの取引価格が高騰しました。
暴落の要因とは
ステーブルコインであるUSDCの相場をドルとひもづけるためには、USDC運営者側が手元にそれなりのドルを保有する必要があります。
それと同じくIRONの発行元であるIron Finance(アイアンファイナンス)も、IRONの相場をUSDCとひもづけるためにそれなりのUSDCを保有してなくてはなりません。
1IRONが1ドル以上の価格のときは、保有者は1ドルより高値がつく仮想通貨市場で売却するので、Iron Financeの手元にあるUSDCが減ることはありません。
しかし1IRONが1ドルを下回ると、保有者は当然Iron Financeに対してUSDCへの償還を求めます。
するとIron Financeの保有するUSDCは減り続け、それが尽きてしまえば償還できない事態になってしまいます。
その仕組みにいち早く気づいた大口投資家は、TITANの価格が下降に転じた時点で即座に売りに出します。
その後、市場全体がパニックになり、売りが売りを呼ぶ地獄のような展開となりました。
これによりTITANが市場に殺到し、価格が大きく下落。
一夜にして大暴落という結果になったのです。
仮想通貨(暗号資産)TITANの価格チャート
ここでは2021年6月4日から17日までのTITANの価格チャートを見ていきます👀
2021年6月16日の15時頃には7000円台到達しましたが、19時ごろには3600円台まで下落。
23時ごろにいったん5600円台まで盛り返すも、そこから一気に大暴落⤵
17日の11時ごろには価格がほぼ0円に‥‥。
日本では深夜帯の出来事だったので朝起きて価格を見たら‥‥‥頭が真っ白になった人が多かったはずです😫
仮想通貨(暗号資産)TITANの今後の将来性
2023年に入ってから2月末までのチャートです👀
2023年の2月下旬のTITANの価格は0.00000500円〜0.00000600円の辺りを推移。
最高値から42億分の1に暴落したまま、現在でも回復の傾向が全く見られません🙅♂️
そのため、仮想通貨TITANの今後の将来性はよくないといえます。
まとめ
今回は歴史的大暴落、一夜で価値がほぼゼロになった仮想通貨TITANの特徴や将来性、価格暴落の原因を解説していきました。
- 仮想通貨TITANは『ステーブルコイン』と呼ばれる仮想通貨の一種でDeFi(分散型金融)プロジェクト「米Iron Finance(アイアンファイナンス)」の独自トークン
- 仮想通貨TITANは錬金術と呼ばれる25%分のドルを増やす仕組みがあったが、破綻後には42億分の1まで価格が暴落
- 仮想通貨投資、主にアルトコイン(草コイン)には価格変動の大きなリスクがあるため注意が必要
仮想通貨への投資は、大きなリスクが隣り合わせであることを十分に理解した上で、余剰資金で行うことを推奨します。
それと自分の投資する仮想通貨のことをある程度理解してから投資するのがおすすめです。
ぜひこのあざふせのブログで一緒に仮想通貨に対する知識を深めていきましょう!
- 安心安全 最先端のセキュリティ!仮想通貨取引所セキュリティ国内No.1(※2021年8月2日時点、CER.live調べ)
- 29種類から選べる仮想通貨!取引所現物取引の取り扱い銘柄数国内最多水準!(※2021年8月現在、国内暗号資産交換業者のWEBサイト調べ)
- オーダーブック(板取引)方式もできる!
\ 無料で口座開設する/
コメント